

色々な方と出会い、一緒に悩み心と身体を健康にそして豊かにすることが人間栄養士への第一歩なんだ。
もともと、料理が好きだったのと、家族が病気を持っており食事管理を学ぶため管理栄養士になりました。
実は私、三朝町で初の管理栄養士なんです。だから、右も左も分からない状態。先輩である保健師さんに付いて各家庭を回っていました。保健師さんって赤ちゃんの出生1ヵ月後に体重を量ったり高齢者の訪問介護など色々とお宅を訪問するんです。
子どもは家庭の中で育つ。だから、現場(家庭)の様子を自分の目で見てみないことには何とも言えないと思うんです。今でも各家庭を訪問してお母さんとお話ししながら、どんな現状でどうしたらこの状況を打開できるのか?ということを常に考えています。
話は変わりますが以前、固形の食事を摂ることができない方に対し少しでも食べることの楽しみを感じて頂きたいと思い、スイカの果汁が含まれたスポンジで口の中を湿らせました。その時、「あっ、スイカの味がする」と顔をほころばせられたのを見て、食べるということがこんなにも人を喜ばせる力を持っているんだと胸が熱くなりました。
そんな時とある方から「栄養計算だけを行うのではなく、食事の好き嫌いやライフスタイルなどトータルで相手に見合った食事を提案する、人間栄養士になりなさい」というアドバイスを頂いたんです。
私は行政という組織に所属している立場上、待つことが多い仕事ですがもっと現場に出て行き子どもやお母さん、高齢者の方と向き合っていきたい。色々な方と出会い、一緒に悩み心と身体を健康にそして豊かにすることが人間栄養士への第一歩なんだ。
そういった信念の元、今日も私は町民のみなさんの元へ出向きます。