女将として生きる2011年7月21日

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自分が今ここに存在できていることに、すごく感謝しているし女将になることは運命だったのかなと思います。

私が若女将を務める「旅館 大橋」は、昭和7年創業の旅館です。
母も女将をしていたので、親の背中を見て育ちました。本当に小さい頃はキャビンアテンダントになりたかったのですが、物心ついたときには「私がこの旅館を継ぐのだな」と思っていましたね。幼稚園の年長の頃には、女将になるって言っていたらしいです、覚えていないですけど(笑)

高校卒業後は、大阪のビジネス専門学校に行きました。一旦は外の世界を見ようと思ったんです。色々と楽しかったけれど、「私は大橋の女将になるから、現場で早く働きたい」と思い18歳の終わりくらいに実家へ帰郷。それから今に至るまで、大橋で働いています。

ただ、実際に働いてみると、年末年始もゴールデンウィークも休めない、友達と休みがあわないから遊べない。母に辞めたいと言ったこともありました。

しかし、女将という仕事は誰でもなれる職業ではありません。私は1人っ子なのですが、もし兄弟がいれば家を出て行っていたのかもしれません。そう考えると、自分が今ここに存在できていることに、すごく感謝しているし女将になることは運命だったのかなと思います。

以前、友達のお母さんに「どこに出ても毅然とした振る舞いが出来るのはいいことも悪いことも含めて色々な経験をしてきたから」と言われたことがあります。

若いころは色々と無茶をして、「大橋の看板を汚すな」と周りからよく言われました。
でもそういう経験をしてきたからこそ今の私があるのかなと思っています。
また、性格的に人と話すことが好きなので楽しみながら女将業をやっていますし、天職だって胸を張って言えます。

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かたり手

老舗旅館の女将のおもてなしのこころ

大橋 一枝さん
おおはし かずえ

鳥取県生まれ
三朝温泉 旅館大橋 若女将

三朝から鳥取を元気にしていくため、旅館大橋の看板を守っている。
モットーは、常に笑顔でおもてなしすること。

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かたり手

因幡源左のおもてなし精神

衣笠 告也さん
きぬがさ つぐる

鳥取県生まれ
鳥取県青谷町、願正寺の住職

大学卒業後、大志を抱いて渡米。事情により帰国、現在に至る。
垣根のない環境に育ち、地域の大切さを改めて実感している。
「この世は、山びこのようなもんだけえのう」などと語った「妙好人因幡の源左」の言葉を大切にしている。

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かたり手

地域で取り組むおもてなし

原 卓也さん
はら たくや

鳥取県生まれ
若桜鉄道株式会社 代表取締役社長

若桜鉄道の経営と共に鳥取県東・中部の観光による地域活性化を目指し奮闘している。
座右の銘はどんな難題でも見方を変えれば実現できる。固定観念で物事を見るな。